樋口愉美子さんの書籍「一色刺繍と小さな雑貨」より、クラシカルなタイル模様の図案を刺繍しました。その過程について綴ります。
刺繍の工程
完成品はピンクッションなのですが、4つもピンクッションはいらないな。と思い、コースターにすることにしました。
書籍の説明には、太めのチェーンステッチで存在感。とのこと。ふむふむ。と刺し始めたら、初心者の私には糸の引張加減なのか、糸がもつれだしたりして、なかなかサクサクとすすめることが出来ませんでした。
また、模様も細かいので針の方向を切り替える所作が多く、思った以上に時間もかかりました。一つの模様で4.5時間はかかっていたのではと思います。
それでも、図案が素敵だったので、完成が見たいという気力で乗り越えました。
書籍にあるタイルの図案は4パターンです。なんとか全種類の図案刺し終えました。
縫製の工程
ここからは、ミシンを取り出しコースターにするべく、縫製作業へ。コースターサイズは10cm×10cmを想定しました。布を中表にあわせ四角に縫えばいいから簡単だわ。と、さくさく縫っていました。
余裕でした。なんなら、母とも会話しつつ縫ってました。布を裏返して、返し口を縫ったら完成!
と、裏返していたら、、
返す前から刺繍した面が見えている。。。
中表にあわせていない!!!
その瞬間の表情は、きっと
これだったと思います。洋裁も去年から独学ながらちょくちょく作り出し、中表にあわせて縫うことも何回も行ってきたのに、これです。簡単と思っていたのに、間違える。
糸をほどく作業が追加されてしまいました。。。自分を過信してはいけないですね。
完成
なんとか完成しました!夏に、氷でキンキンに冷やしたドリンクをこのコースターの上にのせたいです。