クラシック音楽好き・オペラに関心がある&好きな方なら一度は訪れてみたいのが「バイエルン国立歌劇場」。バイエルン州の中心都市ミュンヘンに位置し、その壮大な建築と芸術的な魅力で知られています。
そんなバイエルン国立歌劇場へオペラ2作品「ルサルカ(Rusalka)」「アイーダ(Aida)」を鑑賞に、2日間行ってきました。
今回は、バイエルン国立歌劇場での、現地の服装や雰囲気(劇場内や座席の様子)や、おすすめの過ごし方についてリアルな様子をご紹介していきたいと思います。
そんな方にオススメの記事です。ご参考になれば幸いです。
ではスタート!
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バイエルン国立歌劇場と周辺の様子
ミュンヘン中央駅から東へ約20分ほど歩くと、広場の向こうに「バイエルン国立歌劇場」が見えてきます。 劇場前の広場では、昼間はのんびりした雰囲気でしたが、夜は、車の通りも多くなり、夜のオペラ帰宅時は要注意です。
「バイエルン国立歌劇場」前に到着。オペラ鑑賞を前にこの建築物にまず圧巻されます。
「バイエルン国立歌劇場」は、バイエルン国王マクシミリアン1世により、1811~18年にかけて建造されました。ギリシャ神殿のような造りが特徴のドイツを代表するオペラ劇場です。石造りの重厚さや、太い柱。荘厳さと歴史の重みを感じ、思わず背筋がシャンとします。
扉の前にはオペラ常連のようなマダムの方がチラホラ。オペラ開演1時間前に扉がひらき、劇場内に入ります。
バイエルン国立歌劇場の内部の様子
クロークの雰囲気
劇場に入るとすぐ、クロークがあります。コートや大きな荷物を預けたら、階段を上がってホワイエへと向かいます。
豪華絢爛なホワイエは映えスポット
王宮の様な美しいホワイエ。大きな鏡の前にうつった自分の姿は、思わず写真におさめたくなります。
天井を見上げれば、吸い込まれるような美しさのシャンデリアが。すでに瞳はキラキラ。優雅な気分に浸らせてくれます。
舞台の席数は2100席!
舞台内部へ。オペラが始まる前に最上階席から見渡してみました。バイエルン国立歌劇場の客席は、2100席ほど。ドイツでも最大級のオペラハウスです。
天井にある美しいシャンデリアは、可動式。
下の舞台席に降りてきました。下から見上げるシャンデリアもとっても美しいです。
字幕は、液晶画面で二ヶ国語表示出来るようになっています。舞台内部の様子をもっと知りたい方は、バーチャルツアー動画を発見したので下記に貼っておきます。
座席の様子(形状や広さ)
座席ははこんなかんじ。ベルベット調の素材に木の意匠が美しいアンティーク家具のような席。
座席前通路は最小限の広さしかありません。いざ着席しても、お客さんが前を通るときは席を立つ必要があります。
ここで繰り広げる「座ってる人」と「通る人」のコミュニケーション。様々な人と顔を見合わせたりしてちょっとホッコリ。
オペラ公演休憩時間の様子
オペラ公演中に1度、30分程度の休憩時間があります。地下のバーや、豪華絢爛な広間など休憩も様々な場所で楽しむことができるのであっという間に時間が流れます。いたるところにアート作品も飾られているので、芸術鑑賞もおすすめ◎
バイエルン劇場での服装をチェック!
バイエルン国立歌劇場でのオペラ鑑賞。どんな服装でいけばいいだろう…?迷いますよね。
2日間劇場を訪れたのですが、オペラ公演の内容によって、ファッションにも違いがありました。オペラ公演別で劇場内で見かけた素敵ファッションを取り上げていきます。
『ルサルカ(Rusalka)』観客の服装
ルサルカ(Rusalka)公演日は、オペラによく通っていそうなマダムの方がたくさん。落ち着いたムードを漂わしていました。
鮮やかな色を上手に着こなしているマダムも多く、自分に似合うカラーをわかっているなぁという印象で素敵。
柄物のドレスをきてる方もチラホラ。
この日わかったことは、服装は思いの外カジュアルな着こなしの方も多かったのですが、みなさま
「キレイな足元」
美しい靴、かっちりした靴。足元が美しいだけですごく素敵にみえる。靴の印象が全体の印象に大きく影響を与えることがよくわかりました。
「アイーダ(Aida)」観客の服装
アイーダ(Aida)公演日は、幅広い年齢層の方がいて活気に満ち溢れていました。服装はカラフルできらびやかな方が多く賑やか。この方は、黒髪に引き立つブルーのドレスが素敵でした(アクセサリー的なバッグも)。
ふんわりピンクのドレスを着た方も。座席も賑やかでこの日は楽しい◎
光沢感あるグリーンのジャケットと、チェーンバッグが素敵。男性陣は大半、黒スーツ姿の方が大半でした。中にはベルベット素材のジャケット羽織ったダンディーな方も!印象に残っています。
赤い服を着こなしているマダムも多く見かけました。鮮やかな色でもシックに見えてどの方も素敵。
若い人もこの日は多く、全身黒ファッションの方も。ストリート感もあるけど、スマートに着こなして素敵。
長年オペラに通っているドイツマダムによると(友人から伝え聞いた話)、
「昔よりドレスコードはかなりカジュアルになった。交通機関を利用して帰宅するから動きやすい格好で行く人も多い。」
といっていました。確かに、オペラに行き慣れてそうなマダムの方の多くはドライビングシューズや、フラットシューズを履いて動きやすい格好で来ている方も多かったです(その姿も素敵)。
結局オペラ鑑賞どんな服装がいい?
今回様々な方のオペラ鑑賞服をみて感じたことは、「そこまで気を張る必要もなくカジュアルでもキレイめ、清潔感ある着こなしをしていれば浮くこともない。」ということでした。
靴選びに重点を置くことで、より効果的にオペラスタイルの格上げが出来ることもわかりました。
オペラ用の服選びに迷ったら、まず家にあるワンピースにプラスアルファして、足元をエナメルパンプスやキラキラ輝く靴にしたり、ゴージャスなピアス・イヤリングや、ブローチ。またはショールなどを羽織って、小物使いで演出してみるの方法はとてもいいかも!と現地で感じた服装のアイデアです。
バイエルン歌劇場でおすすめの過ごし方
先程登場した、ドイツマダムさん(友人から伝え聞いた話)おすすめのオペラでの過ごし方。
それは、
「オペラ開演1時間位に劇場入りして、地下1階のバーラウンジでゆったり過ごす。」
人も少なく、ゆったり椅子に座って過ごすことができます。優雅に座ってお酒を飲む時間。とっても良い時間でした。
ぜひ、時間に余裕があれば、この場所での特別な時間をたのしみましょう◎
オペラをより楽しむためのオススメ本
オペラを鑑賞する歌劇場の情報や、作品について事前に知っておくことでよりオペラ鑑賞を楽しめます。鑑賞前に実際に読んでためになったおすすめの本をご紹介します。
オペラのひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 総合芸術の魅力超入門
オペラ初心者にまずオススメの1冊。オペラの歴史や、作品解説がカラーページで載っているので理解しやすく、スイスイ読めます。オペラ鑑賞のマナードレスコードについても写真付きの解説があったのが個人的には良かったです。
1冊でわかるポケット教養シリーズ オペラ入門
オペラにまつわる雑学がたくさん載っており、オペラの歴史〜楽しみ方を知りたい方にオススメ。個人的には「海外オペラハウス30選」で、世界中にあるオペラハウスの中でバイエルン国立歌劇場の立ち位置や歴史を知ることができ楽しめました。「オペラをより深く楽しみたい!」方のキッカケづくりにおすすめの1冊。
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バイエルン国立歌劇場でしか得られない経験を存分に味わえました
今回は、「バイエルン国立歌劇場でオペラ鑑賞。現地の服装や様子をレポ。おすすめの過ごし方も◎」についてご紹介していきました。
バイエルン国立歌劇場でオペラ鑑賞の予定&行ってみたいと感じている方にとってこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
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