寒い季節に大活躍のダウンジャケット。
一着あればとても暖かく重宝しますよね。特に黒色のダウンは実用的アイテム。
しかし、日々着用しているとダメージが出てくるもの。しかも部分的に。
特に袖口周りや裾は、日々の動作で擦れ・汚れ・破れ・穴が出来やすい箇所です。
せっかく全体的にきれいなのに部分的にダメージが出来ると着用する時に、あまりいい気分ではありませんよね。
今回は、ダウンジャケットに出来た袖口の擦れ&穴が出来てしまった箇所を自分で修理してみました。実際に修理する過程を画像と感想と共に綴っていきます。
- 自分でダウンジャケットの袖口の汚れや擦れ、穴の補修を考えている
- ミシンを使って服のお直しがしたい
始まりは父から依頼されたダウンジャケット
ダウンジャケットの袖口を修理するきっかけは、父親のひとことでした。
「ダウンジャケット全体はきれいなんだけれど、袖口だけ穴と傷が出来てから着ていない。
また着たいから直してほしい。」
と渡された黒のダウンジャケットを見ると、ぱっと見た全体的な印象はきれいだったのですが、
袖口をみてみると穴が数箇所あいていました。そして汚れも。
袖口だけがダメージがあり、着る機会をなくしているのはもったいない状態でした。
父親が「袖口が多少短くなっても大丈夫だから、内側に折ってミシンで縫ってみてほしい」
ということで、袖口を2cmほど(元の縫い目が隠れる程度)内側に折りこみ、ミシンで縫ってみることにしました。もこもこした袖口を重ねて無事ミシンで縫えるのか…少し不安。
ダウンジャケットの袖口をミシンで縫う
我が家の家庭用ミシンで、初めてダウンジャケットにミシンで直線縫い。まち針を使って布を仮止めもせず、元々の縫い目をガイドに内側に折り込んだダウンジャケットの袖口をダーッとミシンをかけました。
厚みはありましたが、家庭用ミシンで思いの外スムーズに縫うことが出来ました。
家庭用ミシンでストレスなくダウンジャケットを縫えたのは、ミシン押さえが「テフロン押さえ」だったこと。(ミシン押さえなんて気にせずに縫って、よく糸調子が悪くなりミシンが嫌いになった過去の経験アリ)
ミシン押さえを布地によって使い分けるだけで、家庭用ミシンで様々なものを楽しく縫える。
この事実に気づくのは、私の場合時間がかかりました。
もし普段ナイロン素材や滑りやすい素材をミシンで縫う機会があるならば、テフロン押さえがあると作業がはかどります。
ダウンジャケット袖口の補修が完成!
さくっと5分程で縫い終わり。正直、表面のナイロン生地がつれてシワなった箇所もありました。
ですが、仕上がりは思いの外きになりませんでした。(縫い目にシワがあっても)
プロのような仕上がりとは言えませんが、自分で修理してスピーディーにこのような状態でダウンジャケットの袖口をなおすことが出来たので、やってみて良かったと感じました。
まとめ
今回は、ダウンジャケットの擦れ&穴が出来た袖口を修理する過程を綴りました。
初めてダウンジャケットに家庭用ミシンで縫ってみましたが、悪目立ちすることなくスピーディーに袖口がきれいおさまりました。袖口が多少短くなっても大丈夫であれば、この手段はお手軽で良いなと感じました。
ちょっとしたお直しで、服の状態が良くなると気分が良いものですよね!
しっかりきれいに直したければプロの修理屋さんにお願いするのも手ですが、ちょっとしたお直しを自分でやってみると服への愛着も湧きます。
また、ミシンを使うのもどうかな…とお悩みの方、シート状で貼るだけで補修できる「ダウンウェアの補修パッチ&シート」もあり、価格もお手頃です。愛用のダウンを修復するのに役立つこと間違いなしです◎
ダウンジャケットの袖口の擦れや汚れ、穴などにお悩みの方にとって少しでも参考になれば幸いです。最後まで目を通してくださりありがとうございました。
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