2023年2月に文化出版局から出版された洋裁本「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア/ 高田 祐子 著 」。ヨガ・ストレッチ時間〜ちょっとしたお出かけに使えるリラックス着まで。今の時代の空気にフィットした服が満載です。
そんな服の中から、「バックコンシャスプルオーバー」を最初の一着として挑戦。最近フィットネスやストレッチを頑張っている母(60代)のために作ってみることにしました。
完成した服の着画や実際の着用感、伸縮素材の服作りの過程を綴っていきます。
本の詳細は「【ヨガウェア・心地いい服をつくりたい】を叶える洋裁本「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア」が良い感じ」の記事に綴りました。
【着画】母に作ったバックコンシャスプルオーバー
後ろから見たところ。バックコンシャス=背中にデザインのある という意味で、背中を横に通るラインがポイントです。
デザインだけでなく、この横を通るヒモにより、首周りを程よくホールド。
「前にかがんでも胸元が開かず、良い!」と母の喜ぶ声。
横から見たところ。後ろの丈が長い服はココ数年のトレンドですね◎(なびくリラックス感)
母「程よくお尻が隠れてくれて良い」とご機嫌。
正面から見たところ。ポリエステル100%のニット生地で作りました。ストンと落ちる布質が、肉感を拾うことなくスッキリ見え。
「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア 」では、シンプル&モードな着こなしでしたが、母の年齢なら花柄が良さそう◎と、本の趣向とは違う布で作ってみました。(自分用には、カーキ色やボーダーで作りたい)
用意した布
用意した布は、ポリエステル100%の小花柄のニット生地。テロンとした厚すぎず、薄すぎずのちょうどよい厚み。
「バックコンシャスプルオーバー」は145cm幅1mで作れます。
ロックミシン推奨の本だけど…
洋裁本「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア」タイトルの通り、ロックミシンを使って作る想定の内容。とはいえ、ロックミシンを持っていません。
端の処理はすべてジグザグミシンで対応。(友人にも「ロックミシンあればスイスイ楽チン。買ったほうが良いよ!」とオススメされ、本気で欲しい。ロックミシンのある家庭が羨ましい)
ロックミシンの幅広い値段帯に悩まされています(今はまだ検討中)
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ニットを縫うのに必要なアイテム
ニット用のミシン針
ニット用の針が必要です。昔、普通の針でニット生地の服に挑戦しようと思うも失敗。諦めた苦い過去が(針選びの大切さを知る。)ちゃんと布に合わせて、針を揃えるようになりました。
ニット用のミシン糸
ニット用のミシン糸も必要。普通地用のミシン糸でニットを縫って失敗経験有り。ちゃんとニット用の糸も揃えます。
接着テープ(ニットタイプ)
ニットタイプの接着テープが必要。なのに近所の手芸店にはニットタイプのものが売っていない。(が、スグ作りたい…)
家に余っていた、伸縮素材の接着芯があり、1cm幅に切って代用。(後に↓をAmazonで購入しました。)
服をつくる
「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア」の型紙は、縫い代つき。型紙を写したら即、布を裁断するだけなのでラク。
あとは、ニット生地を縫う上でのトラブルが無いことを願うばかり…。
ミシンでダダダーっと縫い合わせ。
(今更ながら、ソーイングクリップって本当に便利ですね。とはいえ上のは100均、クリップの開閉が結構固いです。クロバー製のは楽らしい。)
ニット生地を縫うのは久しぶりで心配もあったけれど、糸調子が狂ったり想定外なトラブルもなく縫うことが出来ました。
「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア」には、伸縮素材の扱いや、縫い方も解説があるので参考になります。
プルオーバーが無事完成!
伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェアで服作りを楽しもう!
以上、洋裁本「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア」より、バックコンシャスプルオーバーに挑戦してみました。
洋裁本から服が作れる良さは、なんといっても「好きな布で作れること。」
布の柄や色違いで何着も作ってみたくなる服でした◎
ヨガ・ストレッチ時間に活躍する服や、ちょっとしたお出かけに使えるリラックス服など今の時代の空気にフィットした服が満載な「伸縮素材×ロックミシンのシンプルウェア」
2023年も良い洋裁本がたくさん出版されたら嬉しいな。
最後まで目を通してくださりありがとうございました。