洋裁・手芸・ハンドメイドがお好きな方が、もし海外旅行にいったら観光地も気になるけれど、訪れたくなるのが手芸店ではないでしょうか?
今回は南ドイツ旅行で訪れた、バイエルン州の都市アウグスブルク(Augsburg)にある手芸店「der Stoff」について綴っていきます。布を中心に販売しているお店で、時間を忘れて布選び出来る空間が魅力的でした。
そんな方におすすめの記事です。
それではスタート!
アウグスブルクってどんな街?
南ドイツ・バイエルン州の中心地ミュンヘンから電車で約1時間程にある都市「アウグスブルク(Augsburg)」。バイエルン州3大都市のひとつです。
欧州一の富豪「フッカー家」がいた街としても知られ、かつて繁栄した都市の歴史ある建造物や街並みを楽しむことが出来ます。
3大都市だけあって、デパートやショップも数多くあり、お買い物も楽しめる素敵な街でした。そんなアウグスブルクに、洋裁やハンドメイド好きなら立ち寄りたくなるお店がありました。
手芸用品店「der Stoff」に行ってみた
「der Stoff」の店内へ
路地を歩くと、現れました!目立つロゴがポイントの手芸洋品店「der Stoff」前に到着です。
▷ Der Stoff – Filiale Augsburger Restehaus◁
Vorderer Lech 39, 86150 Augsburg, ドイツ
エントランス部分。お店に入る前のちょっとしたスペースに掲示板、そしてベンチがありました。布や手芸道具を買う時って、お店の入り口にベンチがあると助かるんですよね(大阪にある手芸用品店「大塚屋」さんのエントランスと重なって妙にホッコリしたのはココだけのお話)。
ちょっと緊張しつつ、入店。
布がたーーーくさん!!目が輝きました。
倉庫のような高い天井と広さ。倉庫っぽいとはいえ、天井には木のぬくもりもあり心地よい空間です。
バイエルン州の民族衣装である「ディアンドル(Diandl)」を着たトルソーが。スクエアネックと、ウエストで縛るエプロンがとってもカワイイ。
パーティールックなスタイルも。パッと鮮やかな色と大胆なグラフィック!日本だと浮きそうだけど、思わず着てみたくなっちゃいました。
イタリア製の鮮やかな色や素敵な柄のシルク素材も沢山あって胸が弾みます。
柄物が豊富だし、
布の質感も豊富だし、
そして布の色数も豊富。
とにかく、作る服を決めるなり目的を決めていかないと、ずー〜っと悩んでしまいそうです(かといって目的を決めても「かわいー」「お安いー!」と衝動的な出会いで、目的そっちのけのお買い物になることもありますが)。
このお店に来れば何時間でもいれます。時間ドロボウ要注意空間!
ゆっくり過ごしたかったのですが、この店にいる滞在時間が限られていました。
フェルト布を購入
布の量に圧倒されつつも、購入したのは「フェルト」。一緒に同行してくれた手芸好きな方から、「フェルトで収納やケース作るのにいいよ!」と聞き、自分好みの翡翠カラーを発見したので購入。
布をカットしてくれた男性店員さん「日本のモノづくりの細やかさはすごいよ!」など気さくにお話しながら楽しい時間を過ごすことが出来ました(同行の方がドイツ語で話してくれたので助かりました)。
手芸用品コーナーも充実
布生地だけでなく、カワイイボタンも豊富。
チェーンやカラフルなリボンなど見てるだけもワクワクです。バッグや小物づくりも挑戦したくなる、創作意欲駆り立てる空間。
日本のメーカー商品も取扱い
手芸好きには馴染みある日本のメーカーの製品も並んでいました。まずは、「CLOVER (クロバー)」。ドイツでも「仮止めクリップ」が沢山並んでいました。私もこの存在をしってから裁縫がスムーズになりました。便利ですよね。
もうひとつが、「折る刃式カッターナイフ」の先駆者「OLFA(オルファ)」です。布の裁断に便利なロールカッターが並んでいました。ドイツでも売られているオルファのロールカッター。ずっと前から布裁断にほしいな。と思ってたのでこの記事を書きつつ、カーブや小回りのきく28mmのロールカッターを購入しました。薄い布もズレずに切りやすいそうなので、使い心地を試してみようと思います。
ドイツの手芸用品メーカー「Prym(プリム)」が可愛い
ドイツの手芸用品メーカー「Prym(プリム)」。こちらは、腕にまち針をキープしておくことが出来る「マグネットアームクッション」です。実用性も兼ね備えつつ、色合いがポップでとても可愛い商品が沢山並んでいました。
▼日本でも取り扱っていました「Prym(プリム)」
▼ネコ型の可愛いマグネットも
刺繍枠も購入!
沢山の布に心奪われていた中、ドイツの手芸メーカー「veno」の刺繍枠と出会いました。落ち着いた色味とフレームの縁が丸く角処理されていて手に持った感触がよくて即購入。枠の最小径が15.5mm〜と、もっと小さくても良いくらいでしたが、ここはドイツ。サイズは大ぶりです。
以上、素敵な生地が沢山並んでいる手芸店「der Stoff」で購入したのは、フェルト布と刺繍枠でした。フラッと立ち寄れる近さにあったらどれだけ幸せなんだろうと思いつつ、名残惜しくお店を後にしました(もっといろいろ買えばよかたなぁ)。
近くの本屋さんにも立ち寄りました
アウグスブルクにある本屋さん「Thalia 」さんにも立ち寄りました。洋裁雑誌「burda(ブルダ)」が並んでいます。ブルダはドイツ発祥のファッション&洋裁雑誌。見てるだけでキラキラした気分になれるので大好きな雑誌です。
>>Amazonで購入できる「Burda(ブルダ)」一覧
日本にいると、日本の洋裁本ばかり手に取って作っていますが、やっぱり華やかな(ZARAに置いてそうな)ワンピースも作りたくなります。この記事を書いていたら、イタリア製の布を入手してワンピースを作りたくなりました。
▼インポート生地がほしい時にオススメ
ドイツ・アウグスブルクにある手芸店「der Stoff」は素敵なお店◎
今回は、「【ドイツ洋裁レポ】豊富なヨーロッパ生地と出会えるドイツの手芸店「der Stoff」に行ってきた。-アウグスブルク編-」について綴っていきました。もし南ドイツ旅行の予定があればぜひ立ち寄ってみてください。数々の素敵な布や手芸用品との出会いが待っています。
ドイツにいかなくても、日本でもヨーロッパ生地を取り扱うお店や、洋裁雑誌「burda(ブルダ)」は大型書店に並んでいたりネット購入も可能です。日本にいならがらでもヨーロッパの風を取り入れつつ、たのしい生活を送っていきましょう◎
最後まで目を通していただきありがとうございました。
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