服作りが出来るようになって、帽子も作ってみたいと思っている方はいませんか?独学で洋裁をはじめた初心者の方にも帽子作りはおすすめです。
そんな方におすすめの記事です。今回は、帽子本「きれいに作れる帽子」からバケットハットを作りました。自分で帽子が作れることの魅力とバケットハット制作過程やオススメ道具など作る工夫を綴ってきます。
帽子作りの魅力とは?
好みの帽子サイズで作れる
お店で帽子売り場をみると、サイズ展開が1サイズのみのことが結構多いです。自分で作る帽子なら、サイズを選んで作れます。(それが嬉しい!)帽子本の大半は、S〜Lのサイズから選べます。「きれいに作れる帽子」ではキッズサイズ(54cm)・S(56cm)・M(58cm)・L(60cm)の4サイズ展開です。個人的にはLサイズでレディースの帽子が作れるのがありがたい(頭が大きいので…)。
好きな布で作れる
帽子だと、布の用尺が1m以内で作れるものが多い。なので、ちょっといいお値段のかわいい柄もチャレンジしやすいのが嬉しいトコロ。また、服を作って余った布を活用して帽子に変身できるので布を無駄にせず楽しめます。
帽子のパーツ名称を知って詳しくなれる
帽子をつくるには、帽子の各パーツの名称を知る必要があります。作るまで知ることのなかった、帽子の各パーツの名称。帽子にちょっと詳しくなって、帽子への愛着がわくきっかけになりました。
立体的な布アイテムが作れる(楽しい!)
帽子の各パーツを縫い合わせて、立ち上がる立体的な形状。服作りとはまた違う楽しさがありました。立体的な形状は、初心者が縫うには難しくも感じますが、サイズが小さいので意外とすぐ作れる。そして完成した時の感動は、ひとしおです。
【バケットハット】オススメの帽子本
バケットハットの制作過程
型紙にそって布を準備
型紙にそって布を裁断。表布は、服作りで余ったオリーブグリーンの綿生地。チャコペしか知らない洋裁初心者の私を救った道具が「洋裁チョーク」でした。サクサクとわかりやすく線が引けるので重宝しています。(上記のブリム部分の裏面に接着芯を貼っています。)
裏布には、H&Mで購入したチェックがかわいいパンツ(サイズが合わず使わず仕舞い)から裁断した布、服作りでにあまったデニム生地を用意しました。(すべて余り物の布!)
すべて準備できたら各パーツごとに縫っていきます。
ブリムをつくる
ブリム部分を作ります。ステッチをかけていくと「帽子っぽい!」とまずテンションがあがる作業工程です。均一幅になるようにステッチをかけます。
ブリム部分が出来ました!このパーツが出来ていく過程が楽しい!
クラウンをつくる
バケットハット上部のクラウンを作ります。表に返してステッチをかけます。
次は、帽子の裏面のクラウンも同様に縫って、
表面と裏面を一緒に、外表に縫い合わせたらクラウンの完成です。
ブリムとクラウンをあわせる
ブリムとクラウンを縫い合わせます。帽子らしくなっていきました!
サイズリボンをつける
サイズリボンとは帽子づくりに必須な↓アイテムです。
帽子の内側に縫い止めて使用することで、頭周りのサイズをキープしてくれたり、汗汚れ帽子にななります。今回は、家にサイズリボンがありませんでした。
ここでチロリアンテープを使いました。昔からかわいいけどどう使えばいいかわからず長年放置していました…ようやく活躍です◎
ストラップひもをつける
「綺麗に作れる帽子」では、帽子の内側にループを取りつけ、コードのあご紐をつけるデザインでした。今回は、表布と同じオリーブグリーンの布で紐を作り、通してみました。
完成!
好きな色のオリーブグリーンでバケットハットが完成しました。表は単色だけど、裏面は自分が帽子を取り外すときにワクワク出来るような柄と色味で作れて満足!この帽子で日差しも怖くない!素敵な帽子に仕上がって嬉しいです。
バケットハット作りのトレンドと工夫
コード紐を布紐にして、トレンド感をだす
昨今のトレンド、紐付き帽子。そんな佇まいにしたい!「綺麗に作れる帽子」のバケットハットもトレンドをおさえたアウトドア感あるコードあご紐つきのデザイン。
コード紐でなく、帽子に利用した布から紐を作りリボン風に、タウンユースにしてみました!帽子に紐があるだけで、小顔効果&アクセサリーになります◎紐をとめるパーツ(コードストッパー)は、
いつか購入したズボンのパーツを再利用しました。再利用バンザイ!
▼コードストッパー
サイズリボンでたのしむ
帽子作りに欠かせない「サイズリボン」。絶対買い揃えなきゃいけないかな?と思ってましたが、いつか使いたかったチロリアンテープの存在を思い出して利用。かわいいデザインのリボンを内側につけれるのも、帽子作りの楽しみの一つだなーっと自作の楽しさを味わいました。
帽子作りの難しさと解決策
初心者にとって帽子作りはハードルが高く感じるかもしれません。著者も帽子作り初心者の頃はかなり頭を悩ませました。
本の内容を頭で立体的に想像できない
手さばきがわかならい
本の説明だけでは、想像出来ず帽子づくりにはとっても時間がかかり、失敗もしました。
そんな時に動画(Youtubeなど)を見ることでスイスイと理解が出来たんです。
Youtube動画から「帽子 作り方」たくさんのクリエイターさんが動画をあげています。作る手順や手の動きを見ることで、帽子作りの基本の流れを感覚的に理解できます。この基本を知ると、他の帽子パターンでも作り方はほぼ同じ。初心者なら動画もあわせてみて学ぶことをオススメします。
自分で作る帽子は愛着がわきます◎
今回は、【初心者必見!】手作りバケットハット(トレンドの紐付◎)の魅力と工夫【おすすめ帽子本もご紹介】について綴っていきました。正直、愛着がわく帽子をつくれるようになるまで結構な数の帽子を失敗してきました。初心者の方にはぜひ、
をオススメしたいです。今回バケットハット作りに参考にした帽子本「きれいに作れる帽子」は、トレンド感あるデザインから1つは作ってみたくなる帽子が必ず載ってるような魅力的な本なので、ぜひチェックしてみてください。
その他の帽子作りでオススメの本は、「【帽子本】自分で作ろう!帽子の作り方が載っているおすすめ本3選【型紙付き】」に綴ってますのであわせて読んでみてください。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
▼この記事に登場したモノ一覧
▼帽子本のまとめ