洋裁本『ドレスアップ・ドレスダウン/ 茅木 真知子著』の中からデニム地でスクエアネックのワンピースを作りました。(書籍ではノスタルジックワンピースとしてビスコース生地で掲載されています。)2003年の洋裁本ですが、トレンドに左右されないベーシックさ、可愛さもありながら上品なディティールのステキなワンピースが沢山載っています。フレンチシックなファッションや着こなしが好きな方はたまらない洋裁本です。
今回は、実際にデニム地で作ったスクエアネックのワンピースの着画と作るに至った理由や感想を綴ります。
▽ 今きになる洋裁本の新書 ▽
完成したデニム地のスクエアネックワンピースの着画
正面からみたスクエアネックのワンピース。薄めのデニムの生地で作りました。スッキリしたスクエアネックが、首が太めの私にはとてもありがたいディティール。体を前に倒しても、カパッと胸元が開かず、体に程よくフィットしたラインがとても上品で素敵でした。
本では、スクエアネック周りにレースを縫い付けるのですが、レースなしで作りました。
横からみたスクエアネックのワンピースです。ウエスト脇にヒモがあり、きゅっと後ろにしぼってウエスト周りを引き締めてくれます。
背面からみたスクエアネックのワンピースです。柄もなく地味なデニム生地で作りましたが、細いウエストリボンが可愛いアクセントになり、甘すぎないシックなワンピースに仕上がりました。本では着丈は120cmなのですが、10cm程上げて作っています。
『ドレスアップ・ドレスダウン』のスクエアネックワンピースが作りたい理由
ちょっと胸元深めなスクエアネックに惹かれた
茅木真知子さん著の洋裁本『ドレスアップ・ドレスダウン』の中にあるワンピースはどれもウエストラインを綺麗に見せる立体的なシルエットで美しいです。数点のワンピースは、デコルテを見せる首周りのデザインで、セクシーさもありつつ上品に見えるシルエット。その中にスクエアネックタイプのワンピースがありました。洋裁本のワンピースのデザインで首周りが開いたものは、あまり見かけず開いていてもダボダボだったりするので、この本のワンピースのスクエアネックは絶妙でした。
ウエスト周りのデザインが素敵
ウエスト部にはダーツが入っているのでワンピース自体も立体的で綺麗なのですが、ウエストダーツ部分に縫い込んだ、細くも太くもない絶妙な3cm幅のヒモが絶妙に良い。背後で結ぶと、ヒラヒラとなびくリボンが、甘くなりすぎず上品。本では写真でその部分がわかりにくいのですが、実際の作ってみてとても素敵なポイントでした。
スクエアネックワンピースを作るために選んだ布
生地は、洋裁本『ドレスアップ・ドレスダウン/ 茅木 真知子著』で布の指定はビスコースレーヨンでしたが、薄めの柔らかいデニム生地を購入しました。デニム生地がとても好きでこのワンピースをデニム生地で作ればシックな仕上がりになるのでは？と期待して購入。スクエアネックワンピースには、138㎝幅2.1m必要です。布代は1500円程でした。
洋裁独学でワンピースを作って困ったところ
洋裁本『ドレスアップ・ドレスダウン/ 茅木 真知子著』のスクエアネックワンピースの後ろに、50cmほどのコンシールファスナーをつけます。この箇所を綺麗に作らないと台無しです…。
ファスナーをつける工程はいつもドキッ、未だに慣れないのでYOUTUBEを参考に確認しつつ作ることでなんとか出来ました。
ファスナーを付ける時は、しつけ糸で止めていましたが、熱接着テープを使う方法をこの動画で知りました。プロの方々のアイデアは素晴らしいですね。とても助かりました。
『ドレスアップ・ドレスダウン』のスクエアネックワンピースを作ろう！
今回は、洋裁本『ドレスアップ・ドレスダウン/ 茅木 真知子著』の中からデニム地でスクエアネックのワンピースを作りました。2003年の洋裁本ですが、トレンドに左右されないベーシックさ、可愛さもありながら上品なディティールのステキなワンピースが沢山載っている洋裁本です。洋裁初心者で作ろうとすると難しいけれど、洋裁の基本を本で学んでいけば独学の私でも作れました！着たいと思える服が作れる楽しみを味わった洋裁本でした。気になった方のご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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