自分で刺繍して小物雑貨が作れたら素敵ですよね。
今回は、友人のプレゼントのために刺繍入りの巾着袋に挑戦してみました。参考にした本は、刺繍作家の樋口愉美子さんの「2色で楽しむ刺繍生活」。
初心者でも刺繍を楽しんで取り組めたのは、樋口愉美子さんの書籍に出会ったことが大きいです。刺繍入りきんちゃくの制作過程を、写真と感想を交えて綴っていきます。
- 刺繍初心者で、もっと刺繍を楽しみたい方
- 刺繍入りの巾着を作ってみたい方
「刺繍きんちゃく」参考にした本
参考にした本は、樋口愉美子さんの「2色で楽しむ刺繍生活」。
どの図案も、温かみがあり、甘すぎない大人の上品さも兼ね備えた素敵なものばかり。布と刺繍糸の色合わせのセンスも素敵です。
しかも刺繍した布は、小物雑貨になる!
図案は、21種類。作れる小物雑貨は、がま口ポーチやきんちゃく、キッチンミトンやカフェエプロン、赤ちゃん用のパンツまで暮らしを豊かにしてくれるアイテムが掲載されています。
今回は、「2色で楽しむ刺繍生活」より、刺繍きんちゃくに挑戦します。
刺繍巾着のつくりかた
布と刺繍糸の色合わせを考える
刺繍きんちゃくに使われている図案は、”インドの伝統的な模様をイメージした図案“というお花モチーフでありがなら甘くなりすぎない落ち着いた柄。
色合わせを考えるのは、唯一自分のオリジナル性を発揮できる瞬間で楽しい時間。
プレゼントする友人が好きなピンク色のツイル地をベースに、落ち着きのあるえんじ色に、わずかにくすみ感のある水色をチョイスしてみました。
刺しゅう図案をトレーシングペーパーに写す
「2色で楽しむ刺繍生活」の図案の上に、トレーシングペーパーを敷いて図案を写していきます。
トレペは100均にもありますが、建築学科だった学生の頃からSAKAトレーシングペーパーを愛用しています。
しっとりつるっとした表面。透け感も均一。ストレスフリーな写し心地がお気入り◎
布に複写紙で図案を写す
布に複写紙を敷き、トレーシングペーパーにうつした図案を上に重ね、トレーサーで図案を布に写します。
複写紙は、Clover(クロバー)の チャコピーを使用。
しっかり布に図案が写る。霧吹きをかけて濡らせば、パッと図案が消えてくれます。使いやすさで気に入っています。
刺繍道具については「刺繍経験0の私が揃えた【9つの道具と材料 】刺繍ライフ充実のために実践したこと」に詳しく綴っています。
布を刺繍枠にセットし刺繍する
刺繍枠に布をセットして刺繍開始です。
3本取りのチェーンステッチでひたすらチクチク。
レゼーデージーステッチの6本取りや、フレンチナッツステッチなど組み合わせて刺繍。
本のタイトルにある通り「2色で楽しむ刺繍生活」なので、2色の刺繍糸で作れます。
糸の色替えで時間がかからず、「刺繍するハードルを下げてくれる&完成が可愛い」
初心者でも挫折しにくく楽しんで刺繍出来ます。
「1色刺繍と小さな雑貨」「2色で楽しむ刺繍生活」の2冊はいつも見返してしまう刺繍本の良書です(本のサイズ感も可愛い)。
ミシンで脇と紐通し口を縫う
刺繍を終えたら、「2色で楽しむ刺繍生活」にあるとおりに、布のサイズを揃え、袋の脇と紐通し口にミシンで縫っていきます。
このきんちゃく袋は、裏布なしタイプ。シンプルな作りでさっと仕上げます。
紐を通して完成!
さっと仕上げるといっても、私の場合は紐通し口の縫い方に難が生じ、少し手間取りました。
紐は、ベルベット調の紺色の紐を選び無事完成。
所要時間は3〜4時間ほど。きんちゃくの中に、お菓子やお気に入りの紅茶ティーバッグを詰めました。
友人に会う日に無事、渡すことが出来ました◎
刺繍きんちゃくを自分で作ってみよう!
今回は、【お気に入り刺繍本】花柄のししゅう巾着作りに挑戦してみました。
「2色で楽しむ刺繍生活」が手元にあれば、可愛い花柄刺繍入りのきんちゃくが作れます。
図案がどれも魅力的で、刺繍糸も2色で出来るデザイン。
揃えるモノが少なくても作れるのは、刺繍の初心者にとってもありがたいことです。
しかも、小物雑貨の種類は巾着の他に、がま口ポーチやミニバッグ、キッチンミトンやカフェエプロン、赤ちゃん用のパンツまで幅広いアイテム数です。
自分の暮らし用、またはギフト用にも!役立つ小物雑貨が多数掲載された素敵な刺繍本です。
ぜひ、気になった方は手に入れてみてください。
最後まで目を通していただきありがとうございました。
▼オススメの記事
【読み放題】電子書籍kindleで読めるオススメ刺繍本6選
▼この記事に登場したモノ