『気ままにふだん着―パリジェンヌの手作りノート/むらかみゆうこ著』1995年に文化出版局より出版されたこの書籍は、時代を超えて普遍的にシックで美しいシルエットのお洋服が沢山のっています。
今回はその中でも一番作ってみたかったお洋服、カシュクールドレスを作ってみました。
洋裁本『気ままにふだん着―パリジェンヌの手作りノート』が素敵
ここ数年の洋裁本は、ストンとした体のラインを拾わないお洋服や、カジュアルな印象のものが多く、又たっぷり布を多く使う洋裁本が多いなと感じて、しっくり来ず様々な書籍を探していました。そんな中で『気ままにふだん着―パリジェンヌの手作りノート/むらかみゆうこ著』という書籍に出会いました。
・早起きした日のふだん着
・きちんとしたい日のふだん着
・おしゃれをしたい日のふだん着
と、3シーンに応じたふだん着の提案がされていて、計16着載っています。
どれも服の形が美しくて「つくってみたい!」とワクワクさせてくれます。
「パリジェンヌの手作り」というところがポイントで、パリジェンヌのライフスタイルや愛用品などを写真と文章で伝えてくれ、見ているだけでも楽しめます。
おばあちゃまのカシュクールドレスに一目惚れ
完成したカシュクールドレス
カシュクールドレス完成画像
これまでの洋裁経験で、大人っぽいお洋服を作ったことがなかったので、完成して着たときは満足度が高かったです。ツイル地の光沢も気に入っています。書籍の使用生地はリネンでした。ツイル地では少ししっかりした仕上がりになりました。
服のダーツやタックがいい感じ
衿ぐりに入るダーツ。このような箇所にダーツが入る服を作ったことがなかったので、実際に着てみてこういったところにダーツが入るだけで見た目の印象に左右するのだなと感心しました。きゅっと引き締まって体に沿ってくれます。
どのようなシルエットになるか気になっていました。(糸の色が、目立ちすぎですが、、、)
まとめ
『気ままにふだん着―パリジェンヌの手作りノート』むらかみゆうこ著より、カシュクールドレス作成についてを綴りました。タックや、ダーツによって服が立体的に仕上がって美しくなるのをこのお洋服を作ることで学べました。
私と同じように独学で少し服作りに慣れてきて、シックなお洋服を作ってみたくなった方おすすめしたいですし、作るのを気になった方の参考になれば幸いです。
この書籍は絶版のようなので、気になった方はぜひ図書館か古本でGETしてみてください。
では。