刺繍をはじめると、様々な色の刺繍糸が欲しくなりますよね。刺繍の本から作る時は、指定の色番号を購入すれば済む話なのですが、刺繍初心者ながらでも、自分で好きな色を選びたい。
いざ手芸店に足を運び、刺繍糸を選ぼう!となると、
「お店だと落ち着いて色を選べない。」
「お店の照明だと色味がよくわかない。」
という悩みがふつふつと湧いていました。
その悩みを解決してくれるのが刺繍糸の色見本帳。各刺繍糸メーカーから販売されている商品を知りましたが、結果、自分で刺繍糸の色見本を作ることにしました。刺繍初心者がなぜDMCの刺繍糸の色見本を自作するに至ったか?その経緯を綴りたいと思います。
DMCの刺繍糸を選んだ理由
刺繍初心者の私は、ほぼ樋口愉美子さんの書籍から学んでるのですが、いつも扱う刺繍糸はDMCのものでした。
フランスのDMCは本書で使用している糸。鮮やかな発色と艷のある質感が特徴です。
樋口愉美子著『一色刺繍と小さな雑貨』より
その影響があって、刺繍糸はDMCのメーカーの糸を現在使っています。刺繍初心者には、刺繍糸の全体像がつかめません。ということでDMCのサイトを見てみました。
DMCのホームページで刺繍糸の色について調べる
DMCのホームページを開き刺繍糸について調べたところ、そこで得た情報は2点ありました。
- DMCのカタログを個人でも取り寄せることができる(無料)
- 刺繍糸の色見本帳を販売している(本物の刺繍糸がセットされている)
1.カタログはすぐ取り寄せました。(注文後2週間程で到着。)全色500色ある刺繍糸の色見本(印刷の)ページが色番号とともに載っており、とても役立ちました。このカタログでようやく色の全体像を見渡せることができました。
個人でも下記ページから取り寄せ可能です↓(下記ページからカタログ応募フォームにて申し込み可能です。PDFダウンロードページもあります。)
2.刺繍糸の現物の色見本が販売されていました。品のある表紙でテンションが上ります。
中身は、現物の刺繍糸が全色収められています。かっこいい。
↑ですが、お値段が自分では手軽に買える価格では無かったので購入を躊躇して、カタログから欲しい色味の刺繍糸を確認してから手芸店に足を運び購入する日々を送っていました。カタログだと刺繍糸の色味が現物と全く異なるのがネックでした。
閃いた!自作で刺繍糸の色見本を作るアイデア
刺繍する布にどんな色の刺繍糸にしようか?現物の刺繍糸を合わせて検討したい!と思い、ある日ふと頭に紙のカラーサンプル帳のイメージが頭によぎりました。
パラパラとめくれるリング状のカラーサンプル↑コレを刺繍糸バージョンンで作ればいいのでは!と閃きました。次に実際に自作した刺繍糸の色見本帳のつくりかたをご紹介します。
自作した刺繍糸の色見本帳の作りかた手順
単語帳を用意します。( 英語勉強に購入したものの、使わずにいた単語帳 )
単語帳用紙を取り出し、右側にパンチで穴を開けます。10cmにカットした糸をくくりつけ、右下に糸番号と、中央には色名(たまたま見つけた海外のサイトに載っていた)を記入。これを手持ちの刺繍糸分記入していきます。
100均の単語帳についているリングがプラスチックで頼りなかったので、新しいリングを調達。
リングに通して完成しました。
まとめ:DMC刺繍糸の色見本帳を自作してみたよ
現在の私の手持ちの刺繍糸は50色ほど。色見本としてはとても少ないですが、自分で選りすぐって購入してきた糸の色見本帳はとても愛おしいです。
この単語帳にセットしてよかったことは、パラパラめくったりして、布と合わせることができるので感覚的にいい!という色合わせを発見できるところです。
刺繍糸の色名をカードに書き込んだので(DMCのカタログには色番しかのっていない)、糸と色名を確認できるのも楽しくて気に入ってます。(刺繍糸の色番をネット検索していたら、海外サイトで刺繍糸の色名が載っていたのを記に色名があることを知りました。)
フランス語と英語とでは色の表記も各国で違い面白い発見でした。刺繍練習も日々やっていきたいのに、色のことを調べたり見本帳作ったり色々していたら、あっという間に時間が流れてしまいました…。以上、今回は自作した刺繍色見本についてのお話でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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