洋裁初心者の私が初めて購入したミシン | シンガー SC-100[愛用品]

洋裁初心者の私が初めて購入したミシン | シンガー SC-100[愛用品]

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購入して5年たった今も愛用しているミシン【シンガー モナミ『ヌウ』/ SC100】について綴ります。洋裁の初心者のミシンの購入はとても悩みました。ミシンの知識が全く無い中、深夜中ネットにしがみついて探し回ったり・店頭に現物を見に行ったりして購入を決めた私が、独自の視点で綴りたいと思います。

購入動機

住み慣れた街を離れ、一人慣れない街で住みだした頃、まだ生活環境も整っていないのにも関わらず、まず欲しいものと頭に浮かんだのはミシンでした。実家で使用していたミシンは母のもので、いつか自分のお気に入りのミシンがほしい。そして空いた時間にバッグやお洋服を作るぞ。と、その思いがずっとあった為、購入することにしました。

洋裁初心者の私がミシンを選ぶ条件にしたこと

ミシンを購入するにあたって、おさえたい条件は下記の5点でした。

  1. ジグザグ縫いやボタンホール縫いができるミシン
  2. 予算は3万円台までのミシン
  3. 静かな音で快適なミシン
  4. デザインがシンプルなミシン
  5. 好きなブランドのミシン

ジグザグ・ボタンホール縫い出来る。ある程度の厚みを縫えるミシン

ミシンで作りたいものは、手芸本からつくるお洋服やバッグ。縫い代の箇所にロックミシン代わりのジグザグ縫い機能と、ボタン付きのお洋服を作りたかったのでボタンホール縫い機能。そして、帆布のバッグやデニムも縫いたかったので、ある程度の厚みにも縫えるミシン。最低限この3点は抑えたいと条件にしました。

予算は3万円台までのミシン

ミシンはいくらで購入出来るんだろう…。予算は抑えつつ、いいものを購入したい。調べると1万円台だと心もとなく長く使わなそうな予感がする。3万円以上だと、刺繍機能がついていたり専門性が高いミシンになる。そして、ミシンの種類が大きく3つあることを知り、値段帯と機能を見て3万円台以内を予算に購入できるミシンを選ぶ条件にしました。

ミシンの種類は大きく3つ

電動ミシン
一番シンプルなミシン。制御機能がない。
価格帯5,000円〜10,000円台


【電子ミシン】
電子制御ミシン。縫い終わりの針の位置は上に、縫い出しは低速でもパワフルに縫える等の少しストレスフリーなミシン
価格帯10,000〜20,000円台



【コンピューターミシン】

コンピュータ制御ミシン。細やかな縫い目やボタンホールなどを簡単に縫える。針の上下位置もコントロールなど細やかなサポートをしてくれる。液晶画面だったり、ボタンで操作できる。
価格帯20,000〜

あさ
あさ

この中で私は、ストレスなく程よくサポートされながら縫うのがいいなと、コンピューターミシンを選択。液晶画面で操作するミシンは壊しそうだな…と感じ、その中でもシンプルなモノを選ぶことにしました。

静かな音で快適なミシン

実家にあったミシンは音が大きくそれが煩わしいと感じていたので、音は静音でかつパワーはしっかりあるものを選ぶことを条件にしました。

デザインがシンプルなミシン

狭い環境であっても、ミシンのサイズにコンパクトさはあまり求めていませんでした。(縫う時は、ある程度のサイズがあったほうが縫いやすいだろうと感じていたので)そのかわり、変な装飾のないシンプルで置いていても気にならないミシンであることを条件にしました。

好きなメーカーのミシン

ミシンのメーカー名すら知らずにいたので、調べていいな。とおもえるメーカーからミシンを選びたいなと思い条件にしました。

ミシンの主要なメーカー
シンガーミシン(SIINGER)
シンガーは1851年に世界で初めて実用ミシンを世に送り出してから、世界でもっとも古くから、そして広く知られている信頼のミシンブランドです。
160余年の実績から作られたミシンは初心者の方にも優しい「使いやすい」「カンタン」操作設計。大好評のモナミシリーズなど、初心者向けから上級者向けまで様々なミシンを販売しています。シンガーミシンは品質・信頼・伝統を大切に、あなたの幸せソーイングライフをサポートします。シンガーミシン公式サイトより引用
蛇の目ミシン工業(JANOME)
1921年(大正10年)、国産化第一号といわれる小型手廻し式ミシンが誕生しました。それは、現在まで続くジャノメミシンの原点となり、日本の家庭用ミシン開発の先駆けとなって、その後国内はもとより世界へと大きく飛躍する日本製ミシンの流れをつくり出したのです。
追い求めてきたのは、精確な針の動きを備え耐久性に優れた、信頼して使えるミシン。人間工学に基づいた使う人に優しく設計されたミシンです。そして何より、妥協することなく「縫い目の美しさ」にこだわり続けてきました。そうした積み重ねによって、「ミシンといえばジャノメ」と、皆さまから評価され、愛される存在となったジャノメミシンのいまがあります。ジャノメ公式サイトより引用
ブラザー工業(brother)
ブラザーのルーツは、安井兼吉が1908年にミシンの修理業を開業したことにさかのぼります。その後、兼吉の息子である正義が家業を継ぎ、「ミシンの国産化を実現し、輸入産業を輸出産業にする」という大志を抱きました。
足がかりとして麦わら帽子製造用環縫ミシンの製造を手がけ、1932年に家庭用ミシンを誕生させました。正義とその弟の実一はミシンを作る機械も自分たちの手で開発。この「自前主義」はその後もブラザーのDNAとして継承されていきます。ブラザー公式サイトより引用
JUKI株式会社(JUKI)
JUKIは工業用ミシンにおいて世界シェアNo.1のメーカーです。工業用ミシンには、縫い品質を高めるための高度な技術が凝縮されています。
JUKIの家庭用ミシンは、工業用ミシンの技術を応用して、卓越した技術を製品に反映させることで、ハイレベルな作品づくりのお手伝いをさせていただいています。JJUKI公式サイトより引用
あさ
あさ

メーカー比較した所、私はSINGERのものがとても好みでした。なんといってもワクワク出来る印象&ロゴが可愛い。お恥ずかしいくらいにフィーリングなのですが、シンガーミシンのものが一番欲しい!と思い、これで数多くのミシンから選ぶのにかなり限定されました。

そして購入したシンガー モナミ「ヌウ」/ SC-100

はじめて自分で購入したミシン。初めて縫ってミシンってこんなに使いやすいんだ。と感動しました。昔使っていたミシンの状態も古かったせいもあるかと思いますが、とにかくスイスイ縫いやすい。糸調子も自動で合わせてくれるので購入してからほぼ調整せずに使っています。見た目の安心感、操作性の安心感。写真と合わせて紹介します。

外観レビュー・使用感

購入しました!プラスチックのカバー付きです。

このロゴがかわいくてテンションが上ります。

シンプルで簡潔なわかりやすい文字表記。

地味に電源コードの自動巻取り機能はありがたいく、コンパクトにいつもきれいに収納できます。

電源をいれると、グリーンのライトが点灯します。実用性の高い16種類の縫い方を直接ボタンをおして切り替えます。ピッと音がなりますよ。わかりやすいです。

手元を明るく照らしてくれます。

上から見たところです。

文字のかたちも私は気になるところ。丸みのあるフォントで簡潔な表記もお気に入りです。

このなめらかな形状がいつも扱ってて安心感があり気分がいいのです。角のない形が、機械を扱っていても安心感をもって落ち着いて作業できます。台の部分もなめらかで、布をおいてもいい感じに流れてくれます。

こまやかな操作をサポートしてくれるボタン機能達。

– ボタンで調整可能な機能 –
  • スタート・ストップボタン
    ボタンでスタート・ストップ可能。私はフットコントローラーを使用しています。
  • 返し縫い
  • スロー
    丁寧に縫いたいときに一発でスローに切り替わります
  • スピード切り替え
  • 針上下
    縫うのを止めたときに、針の位置が上か下に来るかを選べます。布をくるっと回して角を縫う時に、針が下にくると作業しやすいです。(最初この機能の便利さに気付けずにいました)

【自動針穴糸通し機能】レバーを下ろせば簡単に糸を針に通してくれます。初心者にはありがたいです。
最近は、刺繍も始めて糸通しに慣れてきたので使用頻度はへりました。

送り歯が針前に2枚あり、計7枚の送り歯によって厚物ぬいに強いので(ちょっと傷ついてしまってますね…)帆布を使用したバッグもチャレンジしました。

帆布バッグにチャレンジしたくて、手芸本「TANDEYの手作り帆布バッグ」から作りました。縫う時はとくにストレスなく縫えました。ただ裁縫レベルが低く、仕上がりはきれいとは言えませんが、家の収納バッグとして活用しています。


音についても、静音設計されていて(小型強力マグネットモーター搭載の優れた静音設計)響いたりする音についての心配がなくなりました。

買ってから気づいた事

作業台のスペース

作業台の広さについては考慮してなかったのですが、実際作業してみると、ストレスなく作業がはかどりました。昔使用したミシンと比較したら(針の落ちる位置から壁面までの距離)4cm程広かったです。このゆとりが思いの外、縫うときの快適さにつながっていました。

昔使用していたミシン
シンガー モナミ『ヌウ』/ SC100

右側に布の幅や厚みがでても、気にせず縫いやすいです。

自動ボタンホール機能が便利

ミシンおさえをボタンホール用のものにとりかえセット後、ボタン一つで自動で縫い上げてくれます。この動画をみて、はじめて作った時は簡単きれいにボタンホールができて感動しました。このおかげで初めてシャツワンピースを作ることができました。

持ち手ハンドルが意外と良かった

私は、ミシンを特定の場所に置かずに毎度片付けて使用するので、持ちやすいハンドルがついていたのは良かったです。前に使用していたミシンは、裏面にくぼみがあり手を突っ込み持ち上げていましたが、それよりも安心感があります。(ただ、重みはかなりあるので大変ですが…)

実際に購入してみて

購入してみて実感としては、ちゃんといいお買い物をできたなという実感が強いです。3万円台で、ここまで楽しくストレスなく洋裁が出来るようになったので購入してよかったと思います。この形やデザインの安心感と可愛さでとても気に入っているのでまだまだ愛用していこうと考えています。

シンガー SC-100 実用型コンピュータミシン
¥34,800

まとめ

以上、条件に似合ったミシン「シンガー SC-100」にきめた要点は下記のとおりです。

  1. ジグザグ縫いやボタンホール縫いができるミシン
    →実用性の高い16種類の縫い方が可能。便利な自動ボタンホール機能。
  2. 予算は3万円台までのミシン
    →ほしいのは、コンピューターミシン。シンガー SC-100は¥34,800で条件内。
  3. 静かな音で快適なミシン
    →小型強力マグネットモーター搭載の優れた静音設計だった。
  4. デザインがシンプルなミシン
    →形も文字のデザインも簡潔で丸みのあるフォルムがとても良かった。
  5. 好きなブランドのミシン
    →どのデザインもsingerのものが自分の好みにはまった。

以上、「愛用品・洋裁初心者の私が初めて購入したミシン | シンガー SC-100」について語らせていただきました。もしミシンをご検討している方がいたら、この記事が少しでもお役立ちできればと洋裁素人ながら綴らせていただきました。私もミシンを探している時、個人のミシンレビューはとてもありがたかったです。徐々に服をつくる機会もふえて、ロックミシンも欲しいところです。。。快適なミシンに出会うと裁縫が楽しくなるので、みなさんも自分のベストなミシンを探して手芸ライフを楽しみましょう!

では。

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