思い立ったが吉日。きもの着付け教室に通うことにしました。
ファッションの選択肢に着物をサラッと選べたら素敵ですよね。自分できものを着付けできればなおさら素敵。
私の場合はここ数年洋裁を始めたことで、さらにファッションに対する関心が高まると同時に、着物に興味を持つように。これまで何回も「着物を着れたらいいな。」と思うタイミングが度々ありましたが、思うだけで学ぶ機会を逃してきました。
今年にようやく着物への関心が高まり、着付け教室の体験レッスンに参加。結果、教室に通うことに。
今回は実際に着付け体験レッスン参加のレビューや、実際に着付け教室に通うことを決めた理由などを忘れないうちに綴っていきたいと思います。
- きものの着付け体験レッスンってどんな感じか知りたい方
- 着付けを教室ってどうなの?入校を迷っている方
- 新しい習い事を始めてみたい方
体験レッスン受けた教室はこちら→通い続けたい着付け教室No.1 きもの着方教室いち瑠
どこの着付け体験に行ったの?
私が着物の着付け体験をしてきた教室は“自分できものを着ておでかけを楽しむ”がコンセプトの『いち瑠(いちる)』です。教室は全国に46ヶ所(執筆時)。様々なカリキュラムの中に「きものの基本の着付けが学べる初級コース」があります。
「きものの着付け教室の空気って実際どうなの?」という疑問を晴らすべく、無料体験レッスンに足を運ぶことにしました。
着付け体験レッスンレビュー
体験レッスン申込み〜申込み完了
申込みページから、希望日時と教室を探して入力フォームに個人情報を入力。翌日にはメールで返信がきました。自分の身長と洋服のサイズを伝え、電話でのやりとりは無く、メールのみで予約完了でした。
体験レッスン当日。教室につくまで
当日は手ぶらで向かいます。私が体験レッスンに選んだ教室は都市部のオフィスビルにある教室。ランチタイムにせかせかとエレベータを降りていくビジネスマンをかきわけ昼時のレッスンに向かいました。モダンで綺麗なオフィスビルが個人的には大好き。
そんな建物内で日本の伝統のきものを着れる環境にちょっと興奮。少し緊張しつつも教室に向かいます。
無事教室に到着
綺麗なオフィスビルの通路をキョロキョロしつつも、無事教室を発見。すでに他のお客さんが複数人窓口にいて賑やかな空気でした。
1人で参加した私はその状況にそわそわしていたところ「体験の方ですか?」と優しい笑顔で講師の方がきもの姿で出迎えてくれました。こわばっていた私の表情がほぐれ、靴を脱ぎ窓口から着付けする部屋へと案内されました。
体験レッスンスタート
案内された部屋は四方を鏡が囲む空間でした。座布団に座り、講師と1対1での体験レッスンがスタート。最初に「いち瑠」について・初級コースの授業カリキュラムなどの説明を聞きます。
正座していた足がしびれる私。「足を崩してくださいね。」と講師の方が笑顔でいってくれ、緊張感がほぐれたなかで、実際にきものを着るレッスンがスタート。
体験レッスンの内容
洋服をきた状態から着物の下に着用する長襦袢を着る所からスタートです。全くの初心者には長襦袢を着る段階から面白い発見がいっぱい。
ただ長襦袢を羽織るだけでも、どの位置に手をおいて腕を回すか。などひとつひとつの動きに所作があり、意識を持って手を動かしていきます。
先生の動きを見つつ慣れない動きで少しパニックになりました。ですが、その都度先生は笑顔で緊張をほぐしてくれました。特に難しく印象に残ったのは帯を締める過程。
後ろに手を回しながら、講師の方の動きを見つつ真似しても「?」とあたふた。夏場にキンキンに冷えた教室なのに額には汗が。
そんなときは講師の方が手とり教えてくれました。他愛のない話も交えつつ、程よい緊張感もありつつ穏やかなムードで体験を終えました。
体験レッスンにかかった時間
体験レッスン日にかかった時間は、約2時間(説明も含め)程かかりました。
体験レッスンを終えて
はじめての着付け体験を終え、教室の雰囲気やカリキュラムの仕組み、講師の方の人柄などに触れて、「この環境なら学んでみたい!」とそのまま初級コースの入校を決めました。
実際に体験レッスンに参加してわかったこと
教室がある建物内の雰囲気や道中のイメージがわかる
週一回通う教室。教室に通う道中も大事なポイントでした。私が選んだのはオフィスビル内にある教室。実際に足を運んでみて、ビジネスワーカーに紛れて教室に向かう程よい緊張感やビルのキレイさ、教室近くに通いたいコーヒーショップがある等の教室周辺の環境が理解できました。
教室にいる方(講師や生徒)の雰囲気がわかる
体験レッスンの申込み当日までメールのみのやりとり。教室にはじめて入ったときの印象や講師やスタッフの対応や教室の空気。「入会するかしないか?」の決め手になる大事なポイントです。結果「この環境なら私でもはじめられそう。」と入校する決定打になりました。
指導方法がわかる
着物の着付け教室に通うにも、実際様々購入するものをすすめられたり、用意しなくてはいけないかも。と不安な点もあったのですが、着付け教室に必要なモノは無料で借りれる。また肌着・裾除け・足袋を最初の授業で貰えることもわかり、初心者でも始めやすいことがわかりました。
初心者コースについて
初心者コースの学習内容とは?
↑引用:いち瑠ホームページ
初心者ならどれも学んでおきたい内容です。
1レッスンにかかる時間と料金は?
レッスンの初回に、きものの着付けに必要な肌着・裾除け・足袋もレッスン料金に含まれてこの値段。初心者でもとりあえず始めやすい価格です。
レッスンの必要なものは?
初回の授業にいただく着付けの必需品 3点セット(肌着・裾除け・足袋)を持って教室に向かうだけで参加可能。他の予定があっても、身軽に着付け教室に参加できるのはありがたいです。
レッスンの参加人数は?
2時間のレッスン内でも質問しやすい少人数制です。(都市部の教室だと7名程になることもあるようなので各教室に確認してみてください。)
初級コースで習得できることは?
↑引用:いち瑠ホームページ
3ヶ月で、上記のことが習得出来ている自分を想像するとワクワクします。
▷体験レッスン申込みページ
着付け初心者の私が入校を決めた理由
教室の空気が明るく清潔感があった
よっぽどのことがなければ初心者コースに入校するつもりでした。体験レッスンに参加することで、教室がある場所や教室の中の空気や講師の方々の印象などを肌身で感じれました。強制的な勧誘もなく安心して着物を着ることを楽しめる空間でした。
レッスン日の振替の融通がきく
レッスン日の変更の融通がきくのはありがたいポイントでした。授業のカリキュラムは1週間の間は同じ内容になっているので曜日変更が可能です。万が一、1週間以内に振替受講出来なくても、補講に参加することで逃した回を学ぶことが可能です(別料金もかかりません)。
(ほぼ)手ぶらで参加できる
授業で使うきもの・帯・小物類は一式無料で借りることが出来ます。足袋・肌着・裾除けは持っていく必要があります。この3点セットは初級コースの料金に含まれており初回受講時に貰えます。教室を通うのに荷物が少なくてすむのはありがたいです。
イベントに興味がもてた
教室主催でイベントが定期的に開催されています。きものを着る機会が欲しい私にとっては魅力的でした。イベントの例は
など盛りだくさん。講師の方がいるのでイベント先での所作やマナーが学べるところは魅力的なポイントです(イベント代は別途料金)。
イベント当日は家からきものを着ていかなくても教室で着付けを講師の方に確認してもらって参加できるとのことで、きもの初心者にとって心強いです。
また小物作り体験などもあり教室きっかけできものだけでない日本の文化に触れ教養が深まるのも魅力に感じました。
学びやすい料金設定
1レッスン550円という参加しやすい料金設定。環境もよく学びやすい金額だったので初級コース入会も即決できました。
体験レッスン受けた教室はこちら→通い続けたい着付け教室No.1 きもの着方教室いち瑠
着付け教室は強引に高価な着物や帯を買わされる?
初級コースを申込んだ後に知ったのですが、着付け教室(特に低価格)でのトラブルについて。「強引に高価な着物や帯を買わされる」というお話。
強引なセールスは嫌だなと思い電話で問い合わせました。回答は「販売会はもちろんありますが、強引に売りつけることはありません。」とのことでした。
きものにふれる機会が増えれば、もちろんきものや小物も欲しくなるもの。販売会があっても自分に必要なら購入。不要なら購入しない。
悪質に強引に売りつけることがあれば今の時代、SNSがあるのですぐ口コミで広がるでしょうし「自分で決める。」という主体性をもっていたいですね。
私も教室に通うことをきっかけに今後、きものや小物を揃えていきたい。ことになりそうですが、まずは、使われずに仕舞われた祖母や母のきものを自分で着たいと考えています。
まとめ:今こそ、きものの着付けを学ぼう!
とここまで「いち瑠」での体験レッスンレビューと初級コースについて綴ってきました。体験レッスンを受けた日だけでも、その後の自分の所作がいつもより意識的になりました。(ものを撮る時に手をそえようとか)日常生活にもいい影響がありそうです。
もし私と同じように「きものの着付けを学びたい。」「新しい習い事を始めたい。」という方のご参考になれば幸いです。
全国に40ヶ所以上教室があるので、お近くの教室を下記から見つけてみて体験レッスンをぜひ受けてみてくださいね。
なりたかった自分になるのに遅すぎるということはない
ジョージ・エリオット(イギリスの作家)
最後まで目を通してくださりありがとうございました。