【洋裁本の服】自分に似合う?を解決する簡単な1つの方法
常日頃、様々なスタイルの洋裁本が出版されていますよね。新書や見たことのない洋裁本に出会い、ページを開く時のワクワクはたまりません。
自分が着てみたい服を洋裁本から選び、いざ一着を作ってみると、
「ん?なんだかしっくりこない。」
「服の雰囲気に自分が似合っていない。」
って思った経験はありませんか?
洋裁本には、美しい世界観の写真がズラリ。モデルさんが着用している服をみて、そもそも自分に似合うのかが、イメージしづらい。
私は独学で服作りを楽しんできましたが、よく上記の問題に直面し、完成しても着用しない服を多々作ってきました(その分縫製の勉強になりましたが…)。ですが、今からお伝えする確認法で、「洋裁本のこの服、自分に似合う?」を判断し、服を作る時の失敗が減りました。
今回は、自分に似合う?を解決する簡単な1つの方法について綴ります。
用意するもの
・自分の顔写真のコピー(顔のサイズ目安:3cm×3cm以内に収まる程度) ・洋裁本
以上の2点です。
自分の顔写真のコピー
自分の顔写真のコピーを用意してください。私はコンビニでカラーコピーしました。(印刷する顔のサイズは3cm×3cmに収まる程のサイズ感が使いやすかったです。でも厳密に気にしなくてOK)
洋裁本
自分に似合うかを確認するために、お家にある洋裁本あるだけ用意しましょう。意外な服が自分に似合う!そんな発見があるかもしれません。
自分に似合う?を確認する方法
コピーした顔写真をキレイに切り抜く
顔にそって、ハサミでくり抜きます。
顔の切り抜きを洋裁本の洋服の頭部にあわせてみる
切り抜いた自分の顔を、洋裁本の服の上にあわせていきます。様々な服に自分の顔をあわせてみてください。
「自分の切り抜きの顔を、モデルさんが着てる服の上に重ねて何がわかるの?」と疑心暗鬼な方、ぜひ一度重ねて見てほしいです。私も同じような気持ちでしたが、試しにやってみたんです。すると、
「あ、これ似合うかも!」
「ん?この服すきだけど自分には得意な形じゃないな」
と自分の直感が働きだし、「自分に似合う / これは得意じゃないな。」がおぼろげながらに見えてきました。
確認してみてわかるコトとは?
私がこの確認法を利用してわかったことは、
・布の質感(光沢がある・柔らかい・ハリがある等)が似合うか? ・色や柄(有機的・チェック・大柄プリント・小柄プリント等)が似合うか? ・服のテンション(ナチュラルテイスト・モダン・エレガンス・キュート等)が似合うか? ・服の細部の形(襟の形・プリーツ・フリル・丈感等)が似合うか?
自分の顔を様々な服に合わせてみると、上記のことがわかってきます。実際にやってみると、普段は選ばない服の形が似合ったり、避けていた柄や色が意外と似合っている。という発見がありました。自分を俯瞰して、ジャッジ出来るところが、この確認法の素晴らしいところです。
モデルとの体型や身長が違うのは当然!
大事なのは、自分の顔を当てはめてみた時の、印象をチェックするのがポイントです。
私の一例だと、顔立ちは少し切れ長な目元。ワンピースを選ぶとき、左のストンとふんわりしたワンピースよりも、右のスクエアネックの首周りや、クラシカルなワンピースの方が顔の印象とあうな。という見方が出来たり、
左のよく選びがちな紺色のお洋服もいいけれど、案外右のようなカラーも爽やかグリーンも意外と似合っているな!という発見が出来て、自分の先入観を捨てるきっかけを与えてくれます。布地選びも楽しくなりましたよ。
自分に似合う?を確認する方法まとめ
以上、【洋裁本の服】自分に似合う?を解決する簡単な1つの方法について綴りました。この確認法は「フェイスマッチ」と呼ばれるもので、顔タイプ診断を作った岡田実子さんという方が考案された方法です。
私がなぜこの確認法を知ってるかというと、「自分にあう服装は何かな?」とファッションの模索をしていた所、フェイスマッチという方法を知りました。洋裁本でも活かせるのではと思い、以後活用しています。洋裁を更に楽しむ手段として、ぜひやってみて下さいね!楽しいですよ。
最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
▼フェイスマッチ考案者の方の本