【洋裁独学】海外の洋裁本「fashion style」からフリルのワンピースをつくってみました

海外の洋裁本からフリルのワンピースをつくってみました

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フリルのあるワクワク出来るお洋服をつくりたい。


幼少の頃にみた映画「眠れる森の美女」。魔法で布が立体的に立ち上がり、いとも簡単にドレスに変化するシーンは、とてもワクワクして頭の中に未だにずっと残っています。美しいフリルの動きは特に忘れられません!


ワクワク出来るお洋服をつくりたい。そんな願いを叶えてくれる素敵なお洋服が載っているドイツの洋裁本と出会い、今回作ってみることにしました。

結果、この本から作ったワンピース一着は、これまでにないワクワク感で楽しく作ることが出来ました。その過程を綴ります。

\ はじめまして。手仕事と健康ブログの管理人あさです /
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ドイツの洋裁本「fashion style」にであう

こんなお洋服を作りたいリスト

  • ダーツ(※)の入った体のラインに沿うお洋服ををつくってみたい
  • チェックの布が効果的に使えるお洋服を作ってみたい
  • フリルのあるお洋服をつくってみたい

(※)体型に合わせて立体化させるために布の一部を細く三角形に縫いつまんだ部分

日本にある洋裁本も素敵な作品はたくさんあるけれど、どれも体のラインを消す直線的なお洋服が多いなと感じ始めていて、上記のような違った趣のお洋服をつくりたいと思っていました。

「fashion style」にあるドレスが素敵だった

ドイツに住む知人に相談していた所、洋裁の雑誌を送ってもらいました。その名も「fashion style」!
日本の書店にも所々で取扱のあるドイツの洋裁雑誌「Burda Style」の姉妹雑誌でこの雑誌のコンセプトは、

プロの志を持たずに、縫製を楽しんだり、創造的な仕事を楽しんだりすることです。

fashion styleHPより日本語訳で引用

素敵なコンセプト・・・

どのページも日本では見かけないテンション高めのお洋服がたくさん載っています。見ているだけでも楽しいのですが、その中でこのフリルワンピースに一目惚れ。フリルがあるけど甘くなりすぎずカジュアルな印象がとても惹かれました。なんとかしてこのワンピースをつくりたい。

布の準備から〜完成まで

ワンピース布地の購入

大ぶりのブルーのチェック地に優しい赤の差し色とお手頃なお値段が購入の决め手でした。ふっくらしたコットン地は、1m400円程。110cm幅の3mを購入しました。

型紙をとる→型紙の裁断

早く作りたかったけど、なかなか腰が重かったです。その原因は

密接する沢山の線たち。布団一枚程の大きさの薄紙に、作品ごとにブロック分けされていて、そのエリア内のパターンを写し取らなければなりません。

普段見ている洋裁本の型紙も「見にくい!」と、Amazonの本のレビューで目撃することがあったけれど、そんな事はいってられない。容赦ないドイツの型紙はかなりアグレッシブな作りです。

机に型紙を広げ、下に模造紙と転写紙を敷いて、上からトレーサーでなぞることにしました。macのキーボードでシワを伸ばすとなぜかいい感じに紙がしなるのでいつもキーボードが手放せません。

マーカーで線をなぞっておかないと、迷子になるところが何箇所かあり苦戦。

型紙はトータルで9パーツ。印付など確認したりで不慣れな結果、計3時間程かかりました。

布を裁断✄

表面に鮮やかなシールを貼ることにしました。これまでも私は、結構な頻度で中表を逆にして縫ったり混乱することが多かったので、今回は目印を付けてみました。結果悩む手間が省け個人的にはとても良かったです。

いざ縫製。でもわからないドイツ語

本を読もうとしても、ドイツ語でさっぱり理解できませんでした。google翻訳アプリを起動し、本の文章画像を撮影、翻訳する作業でなんとか読み解いていきました。

パーツ部分は数字で表示されていたので、各部品のどれとどれが繋がるかを確認して、縫い合わせていきました。

ひたすら縫い合わせ作業です。

ドーナツを半分にしたような形状の布を縫い合わせただけで、ひらっとフリルになる布の様は、これまで平面的なお洋服しか作ってこなかったので新鮮でした。布ってこんなふうに流れるんだ。ただ縫っただけなのに本格的な仕上がりでテンションあがりました。

翻訳機能を使ってもわからない!たよるのは作品の写真

翻訳アプリを使っても結局細かいことが理解できず、文章を読むことをあきらめ、作品の写真と照らし合わせながらイメージを頼りにつくることにしました。手順に従う作り方でなく、考えて作る。いつもつくる作り方とはまた違って、とても楽しい。そして、なんとか全体像が見えてきました。


細かい端の処理などは、過去につくった手芸本の中で似ている工程のものを探して、本片手につくりパッと見て極端におかしくないかを確認しつつ作る。ようなやり方を繰り返して作っていきました。

ボタン付けをしているところ

ウエストにはボタンが5つ付いています。あまり日本の服ではみかけないようなデザイン。着脱はこの前のボタンからで、飾りボタンではありません。

完成!

前からみたところ・海外の洋裁本からフリルのワンピースをつくってみました

正面

後ろからみたところ・海外の洋裁本からフリルのワンピースをつくってみました。

後ろ

ウエストの絞れたラインから、広がるフリルがとてもよくてお気に入りの一着が出来ました。けど、なかなか普段に着る機会はなさそうなのでこれから楽しい予定があるときの為にとっておこうと思います。

感想や洋裁雑誌「fashion style」について

この雑誌のサイズ展開は、34〜56。基本身長が172cm()となっていました。160cmの私は、サイズ36で作成し、サイズ調整などせずに完成。ワンピースの丈がモデルは膝下。私はくるぶし上…という違いはありましたが、上半身はさほど違和感なく着用でき、無事完成できました。「fashionstyle」の雑誌は日本でもぜひ取扱してほしいです。この雑誌の姉貴的存在、「Burda」はネットでも大型書店でも購入できるので、チェックしてみてください。

ドイツ洋裁雑誌「Burda Style」をもっと見てみる

最後まで目を通してくださりありがとうございました。

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